ひとりごと

50代。毎日を心地よく過ごしたい。

あの曲を探して

バレエのレッスン曲。
なにもバレエの曲ばかりではないんですよ。
小さなお子さんたちにはジブリやディズニーの曲が人気。
大人のクラスになるとミュージカルや映画音楽まで、様々な曲がレッスン用にピアノアレンジされます。
スターウォーズのテーマが流れたときは、こんな曲まであるんだとつい笑ってしまいました。


そんな中すごく気になった1曲がこれ。
ラフのカヴァティーナ。
元はスイスの作曲家、ヨーゼフ・ヨアヒム・ラフ(Joseph Joachim Raff)によるピアノとヴァイオリンのための小品。
それをバレエレッスン用にアレンジした物。


ただ残念ながら先生がお持ちのレッスンCDにしかなく、そのCDも現在廃盤な模様。
仕方ないので、ピアノアレンジをみつけてストレッチに使うことに。





ところがこの曲、同タイトルでマイヤースのカヴァティーナというのがあって、しかもマイヤースのは映画にも使われたりしたんで有名。
だからカヴァティーナで検索すれどもすれども、マイヤースばかり。
カヴァティーナ ラフで検索しても、マイヤースマイヤースで疲れた……。
どんだけマイヤースやねん!




映画「デイア・ハンター」で有名なあの曲ですよ。
いい曲なんだけどね。
欲しいのは君じゃないんだよ、マイヤース君。


ところでバレエのレッスンはCD音源なところがほとんどですが、そもそもは生ピアノが当たり前だったりします。
私も以前、一番最初にビシバシ仕込んでくださった師匠の計らいで、格安で生ピアノレッスン受けさせてもらったことがあります。


生ピアノで優雅なレッスンと思いきや、先生の大きな声が飛ぶ飛ぶ。


「音を無駄にしない!」「1音も無駄にするな~」「自分でちゃんと音聞いて、タイミングみて出る止まらない!」「ピアニストさんに弾き直しさせたらだめだからね」と相変わらずのビシバシっぷり。


どうやら先生の目的は、優雅な気持ちにさせることではなく、音への意識を高めさせることだったんですよねぇ。
普段のCDレッスンだと、やれ出遅れたと巻き戻しまくりですからね。


また機会があったら、生ピアノレッスン受けたいな。
でも高いんだよね。
ピアニストさんのギャラ乗っかるからね。